インプラント

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インプラントとは
どのような歯科治療?

インプラントとはどのような歯科治療?インプラントは、歯を失ったところに人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付けることで、お口の機能性と審美性を取り戻す治療のことを指します。
歯を失ったときの治療としては他に入れ歯・ブリッジがありますが、インプラントは機能性・審美性のいずれにおいても、高度な再現性を持っています。自費診療にはなりますが、近年はその治療の質の高さからインプラントを選択される患者様が増えています。

術後の痛みについて

インプラント治療において、手術は必須です。手術後、麻酔が切れてから痛みが生じますが、痛み止めを処方いたします。日常生活に支障をきたすようなことはまずありませんので、ご安心ください。

インプラント治療の
メリット・デメリット

メリット

自分の歯のように噛める

インプラントは、天然歯のように顎の骨に支えられています。そのため、天然歯と同じような力で、同じような感覚で噛むことができます。固定式であるため、入れ歯のようにズレる・外れるといったこともありません。
硬いもの・繊維質のものを避けることなく好きな食事を楽しめることは、栄養面でも、精神面でも健康をもたらします。

自分の歯のように
セルフケアできる

毎日のセルフケアは、他の天然歯と同じように磨き、歯間ブラシ・デンタルフロスを通すことができます。入れ歯のように取り外して洗浄したり、ブリッジのように裏側を特別な道具で清掃する必要はありません。
※これまで通りのセルフケアで大丈夫ですが、インプラントを長持ちさせるためには、これまで以上に丁寧に磨くようにしましょう。

見た目が美しい

人工歯にはセラミックを使用する一方で、入れ歯のような人工歯肉は必要ありません。そのため、自然な美しい口元を取り戻すことができます。

まわりの歯に負担をかけない

部分入れ歯やブリッジは、周囲の残存歯の力を借りて安定を得ています。一方でインプラントは1本1本が自立しているため、残存歯に負担をかけません。

10年、20年と使用することが可能

適切なセルフケアとメンテナンスを行えば、10年20年、あるいはそれ以上の期間、同じインプラントを使用し続けられます。
当然ながら、長く使うほど費用対効果は高くなっていきます。

骨吸収・顔貌の変化が抑えられる

顎の骨は、歯が抜けたまま放置していると吸収して(溶けて)しまい、顔貌に影響することがあります。
インプラントを埋入することで、顎の骨の吸収、そして顔貌の変化を予防することができます。

デメリット

自費診療となる

インプラントは、原則として自費診療となります。そのため、入れ歯やブリッジと比べると高額になります。適切なセルフケアとメンテナンスでインプラントを長持ちさせ、費用対効果を高めていきましょう。

治療に要する期間が長い

上顎の場合で12カ月、下顎の場合で6カ月ほどの治療期間を要します。ただ、顎の骨とインプラントの結合を待つ期間がそのうちの半分ほどを占めるため、通院回数が特別多いというわけではありません

定期的なメンテナンスの重要性が高い

入れ歯やブリッジであっても、定期的なメンテナンスは必須です。ただインプラントの場合は、メンテナンスの不足によってインプラント周囲炎を起こすと、最悪の場合はインプラントの脱落に至ります。
入れ歯・ブリッジと比べて、よりメンテナンスの重要性が高い治療と言えます。インプラントを長持ちさせるため、お口の健康を守るため、必ずメンテナンスに通ってください。

手術が必須

インプラント治療には、局所麻酔下での手術が必須です。どうしても手術は受けたくない、という場合には、インプラント治療ができません。また、全身疾患の種類・程度によっては、インプラント治療ができないことがあります。

インプラントの寿命は
何年持つ?

インプラントの寿命は何年持つ?インプラントの平均寿命は、【10~20年】とされています。しかし、セルフケアとメンテナンスの質によっては、これ以上となることも、逆にこれ以下となることもあります。
一方で、入れ歯の寿命は4~5年、ブリッジの寿命は7~8年と言われていますので、正しく管理をすれば、インプラントは入れ歯・ブリッジより長く使える可能性がかなり高いと言えます。

治療におけるリスク

インプラントは、入れ歯・ブリッジと異なり手術を伴います。そのため、以下のようなリスクも生じます。
当院では、こういったリスクの低減に努めながら、患者様にも十分にご理解いただいた上で、治療へと進みます。

鼻粘膜の傷

上顎の上方には、上顎洞と呼ばれる空洞があります。上顎へのインプラントの埋入に際し、検査・シミュレーションが不足していると、インプラントが上顎洞を覆う鼻粘膜を傷つけ、副鼻腔炎などのトラブルを合併することがあります。

術後の痛み・腫れ・あざ

手術に対する生理的な反応として、痛み、腫れ、ときにあざが生じることがあります。
いずれも、1週間ほどで治まります。また痛みについては、痛み止めによってコントロールすることができますので、日常生活に支障をきたすということはまずありません。

細菌感染

手術を行う空間が不潔な場合や、器具の滅菌が不十分である場合、細菌感染を起こしてしまう可能性があります。
当院では、清潔な環境下で、徹底的に滅菌された器具・ディスポーザブル(使い捨て)製品を使って、感染リスクの予防に努めています。また、手術後には抗生物質を処方します。

下顎管損傷による麻痺・出血

事前の検査・シミュレーションの不足などにより、神経と血管が走る「下顎管」を傷つけてしまうと、多量の出血、麻痺を起こすことがあります。
当院では、検査で神経・血管の正確な位置を把握し、十分なシミュレーションを行うことで、このリスクを低減します。

インプラント治療の流れ

1カウンセリング

患者様のお悩み・ご希望をお伺いします。入れ歯やブリッジと迷っているという方も、お気軽にご相談ください。患者様にとっての最適な治療が見つかるよう、説明・アドバイスさせていただきます。

2診査・診断

レントゲン検査、CT検査などを行い、診断します。特にCTは、顎の骨の量、神経や血管の位置などを正確に把握するために欠かせない検査となります。

31次手術

人工歯根を、顎の骨に埋め込みます。埋め込んだあとは、人工歯根と顎の骨が結合するのを待つ治癒期間へと入ります。

42次手術

治癒期間が明ければ、アバットメント(人工歯根と人工歯をつなぐパーツ)を取り付け、人工歯を作製するための型取りを行います。人工歯を取り付けるまでは、仮歯を装着していただけます。

5人工歯を装着

できあがった人工歯を取り付けます。人工歯はセラミック製ですので、天然歯のような美しさが取り戻せます。これで、治療は終了です。

6メンテナンス

治療終了後も、定期的にメンテナンスにお越しください。クリーニング、噛み合わせのチェック、残存歯の虫歯や歯周病の検査などを行います。
治療後も、ご不安なことがあれば何でもお尋ねください。

症例

症例①

Before

インプラントBeforeBefore

After

インプラントAfterAfter

説明 歯を失ってしまった部位に周りの歯を傷つけることなく回復できます。固定式で自分の歯のように強い咀嚼を回復できます。
治療回数・
期間
8回
治療期間 3か月
副作用・
リスク
インプラントは骨の中に埋めるものなので骨がないとできません。
骨がないと骨を作る処置が必要になるので追加の手術が必要になる事があります。
自分の歯よりも歯周病になりやすい性質を持っているのでメンテナンスは必ず必要です。
料金

症例②

Before

インプラントBefore

After

インプラントAfter

説明 インプラントに加えてセラミック治療を行いました。
治療回数・
期間
8回
治療期間 3か月
副作用・
リスク
インプラントは骨の中に埋めるものなので骨がないとできません。
骨がないと骨を作る処置が必要になるので追加の手術が必要になる事があります。
自分の歯よりも歯周病になりやすい性質を持っているのでメンテナンスは必須です。
料金

症例③

Before

インプラントBeforeBefore

After

インプラントAfterAfter

説明 インプラントに加えてセラミック治療を行いました。
治療回数・
期間
8回
治療期間 3か月
副作用・
リスク
インプラントは骨の中に埋めるものなので骨がないとできません。
骨がないと骨を作る処置が必要になるので追加の手術が必要になる事があります。
自分の歯よりも歯周病になりやすい性質を持っているのでメンテナンスは必須です。
料金

費用

フィクスチャー埋入 ¥275,000
埋入時GBR 増骨処置 ¥55,000
アバットメント 支台 ¥77,000
上部構造 メタルセラミック ¥110,000
上部構造 ゴールド ¥110,000
GBR 増骨処置 ¥110,000
ソケットリフト ¥55,000
ステント作成 ¥22,000
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